DJWarpの音楽の旅

テクノやDTM,DJ,Apple Musicなど音楽のアウトプット

なぜ福岡ではミニマルテクノが熱いのか?

先月福岡に行って来ました!

福岡で作られているミニマルが世界で評価されているのをご存知でしょうか?

2年程前からFukuokan Minimal Houseというシリーズで福岡のミニマルがリリースされ続けており、最新作のVol.06ではビートポートのMinimal/Deep Tech リリースチャートで2位!という快挙を成し遂げています。

これまでのシリーズも全てビートポートチャートインしたり、ドイツの配信サイトのミニマルチャートで1位になったりとジワジワと福岡のミニマルが熱いんです。

f:id:DJWarp:20170618085949j:plain

そこで、世界各国のレーベルから多くのリリースを行い、フクオカンミニマルの第一人者と言われるYuuki Horiさんとフクオカンミニマルの拠点とも言える福岡にあるDTM専門スタジオ"Fired UP STUDIO"のオーナーでテクノアーティストのUshishiさん、新進気鋭のフクオカンミニマルスタイルのテクノアーティスト、Radioflyer さんの三名にインタビューをしてきました!

Fukuokan Minimal 

Yuuki Hori

f:id:DJWarp:20170618090022j:plain

こんにちは。
Yuuki Hori「こんにちは」


今日はフクオカンミニマルハウスの魅力についてお話をお伺いさせてください。

全シリーズ6作に共通する特徴とは何なのでしょうか?

Y「福岡のミニマルに限ったわけでは無いとは思いますが、僕が意識しているのはベースとリズム主体でDJユースである事ですね」


作る時に何か意識している事はありますか?
Y「時間がたっても古く感じないような曲である事を意識しています。昔作った自分の曲を数年後に聴くと古く感じる事がありましたが例えばRichie Hawtinの名曲のようにシンプルに削ぎ落された曲は時代を超えても聴き続ける事が出来ます。自分が作る曲も後から振り返って古く聴こえないような音楽にしたいと思って突き詰めて行くと自然とミニマルに行きついてきました。極力コード感やメロディーを排除してシンプルでありつつ超時間聴き続ける事ができる曲を意識しています」

 

ミニマルテクノは全国でも楽しまれていると思いますが何故福岡では特に盛り上がっているのでしょうか?
Y「もちろん福岡にはミニマルだけでなくハードなテクノや様々な種類の音楽シーンがあります。東京に比べ街がコンパクトな分、様々な音楽を寛容に受け入れる文化が根付いておりDJも特にミニマルといったジャンルを意識せずに自然とプレイの流れの中でミニマルやハードテクノ、DEEP HOUSEなど幅広く選曲している事が多いですね。ミニマルをプレイするDJが特に飛びぬけて多いというわけではないと思いますが、やはり福岡の寛容なシーンがミニマルを受け入れている部分があるのかもしれません」


なるほど、そういったクラブシーンの土台が、福岡のテクノのクリエーターに影響を与えているのでしょうか?
Y「影響を受けている部分はあると思います。僕も自分で作った曲をクラブイベントでプレイして反応を見て曲を調整し直したりと現場での感触を曲にフィードバックさせています。また福岡にはレーベルメイトのUshishiさんや、Radioflyerさん、LunabassStudioさん,Hisaedaさんのほか楽曲制作だけでなくイベントを精力的に行っているTomoyaさんなど刺激になる方がいらっしゃいますので直接的ではないにしろ、クリエーター同士の交流や福岡のシーンがアウトプットに繋がっていく部分は多いと思います」


Fukuokan Minimal Houseにとって、このスタジオ「Fired UP STUDIO」の影響は大きいですか?
Y「そうですね、最高の音で音を出せるので僕もライブ前やリリース音源のチェックでこのスタジオを使っています特に低音までハッキリと音の確認ができるので重宝しています。オーナーがレーベルメイトのUshishiさんで彼自身もミニマルを制作されているので刺激にもなります」

 

続いて福岡でDTM専用スタジオ「Fired UP STUDIO」を経営しているUshishiさんにお話を伺いました。

 

Ushishi

 

Ushishiさんにとってフクオカンミニマルとはどんな音楽なのですか?

Ushishi「僕にとってフクオカンミニマルとは音数の少ないミニマルだけど、どのトラックを聴いてもフクオカンミニマル独特のグルーヴが感じられるトラックですね。」


フクオカンミニマルの独特のグルーヴとは?

U「グルーヴを言葉で説明するのは難しいですが、、共通するのは余分な展開が無く、シンプルかつ踊れるトラックである点ですね。自分のトラック制作においてもハットとキックだけで踊れるグルーヴを作るよう心がけております」

確かに数曲聴くだけで共通のグルーヴ感がある事はわかりますね。

Fired UP STUDIOがフクオカンミニマルに与えて来た影響もあるようですがいかがですか?

「影響が特に及んでいるような実感はないですが、皆で集まってミニマルを聴いたり、制作談義をしている事が何かしら影響しているのかもしれません。フクオカンミニマルと言えばFired UP STUDIOと言ってくれるようになると、スタジオやってる甲斐がありますね」

 

DTM専用のスタジオって珍しいと思いますが、最初にDTMに特化したスタジオを作ろうと思ったのは何故ですか?
U「自分が使いたかったからです。自宅ではいい感じに聴こえても、クラブのフロアで聴くと物足りないというのがあったので、バンドのリハスタみたいな感じで、気軽に借りれて大音量で制作のできるスタジオがあればいいなと思っていました。でも現実には無いので自分で作っちゃった感じですね。」

 

無いから作った!?夢のスタジオですね!
スタジオの特徴を教えてください。

U「真空管コンプ等のアウトボードをありますので、トラックにプラグインとは違う色を付けることが出来ます。クラブのフロア並の音量で制作をしたい方やプラグインじゃなくて実機のシンセやアウトボードを使いたい方に使って欲しいですね。また、一般のDTMをする方の自宅では、なかなか手が回らないルームアコースティックにも力をいれております。オーラルソニックという調音材を前後左右に設置しているので、余分な音の反響がない環境で制作できます。」

f:id:DJWarp:20170618090105p:plain

本当に素晴らしい音でモニターできるので、私も聴き入ってしまいました。多くの方に使って頂きたいですね!
今後、定期的にワークショップを開催していく予定との事ですが、フクオカンミニマルの内容に踏み込んだ物も開催されますか?
U「ワークショップの内容はテクノ、ハウスに特化したものにしていく予定なので、当然フクオカンミニマルの内容に踏み込んだものもやる予定です。」

テクノやハウスなどの制作を目指す人には注目の内容ですね!それがまた新たなクリエイターを生むサイクルになるといいですね!

(スタジオの詳細や機材リストはこちらから↓)

firedup-studio.com

 

最後に先日リリースした初EPがビートポートのミニマル/ディープテックチャートで7位!と勢いに乗るRadioflyerさんにお話を伺いました。

Radioflyer

初めてリリースしたEPがいきなりビートポートの特集に組み込まれたり、
ミニマルチャート7位!にチャートインされましたね、おめでとうございます。
かなり反響が高いですが手ごたえはありましたか?
Radiofler「手応えは…全くありません。でもレーベルメイトから祝福されたり接点は増えました。beatportの特集やチャートインは本当に驚きましたが素直に嬉しかったです。」

www.beatport.com

f:id:DJWarp:20170618090558j:plain

Radioflyerさんとフクオカンミニマルハウスの接点はいつから、どのように始まったのですか?
R「Fukuokan Minimal House Vol.3から参加させていただいています。
Vol.1,Vol.2とリスナーとして聴いていました。思い切ってレーベルのA&Rにデモを聴いていただいてキャリアが開始出来たので感謝しています。」

 

RadioflyerさんのUnknownシリーズは僕もDJする時によくプレイしていますよ!Radioflyerさんにとってフクオカンミニマルとは?

R「キャリアのスタートで自分の音楽の全てです!毎回曲名が思いつかないのでUnknownシリーズでごまかしています(笑)」

 

ご自身のトラックは周りの福岡の環境やアーティストから影響うけている部分はありますか?

R「福岡にはたくさんのトラックメーカーやDJがいます。残念ながら直接的な関わりは多くはないですがリリース曲やイベントでたくさんの刺激をもらっています。」

 福岡のどのような所が好きですか?

R「適度に都会で適度に田舎です。海も山もあってご飯は安くて美味しいです。

空港のアクセスも良くて本当に良いところです。」

福岡本当に良い所ですよね、Fired UP STUDIOのようなスタジオがあるのも羨ましいです

R「そうですね!Fired UP STUDIOはFukuokan Minimal Houseの秘密基地です。今後はセッションの場やワークショップで広がりを期待しています。」

ありがとうございました!

 

 3人のお話しをお伺いするとFierd Up Studioが拠点となってミニマルが盛んになっているようですね。

福岡にはテクノ黎明期の1993年にSyzigy Records というレーベルが創設され世界に向けオリジナリティー溢れるテクノが発信されていた歴史があります。再び福岡から世界に向けテクノが発信されているのは往年のテクノファンに取っても興味深い事だと思います。

この晩に福岡のクラブをハシゴしましたが、それぞれのイベントでは深いテクノやバードなテクノ等幅広いテクノがプレイされていました。

 

福岡でミニマルテクノが熱いのは、ミニマル好きのオーナー経営のスタジオを拠点にアーティストが活躍しているからだった!

そして、福岡ではミニマルテクノだけでなく幅広いテクノが愛されているのでした!

地方から攻めるテクノのヒントを感じる旅だったのでした。(そして福岡のラーメンは本当においしくて最高でした☆)

 

ストイックで少ない音数、質感のあるハットやパーカションがひたすら繰り返されつつ独特のグルーヴ感を作りあげ、ジワジワと脳内で反芻していくようなミニマルトラックがフクオカンミニマルの特徴です。

iTunesのリンクはコチラ。

Fukuokan Minimal House, Vol. 6 - Single

Fukuokan Minimal House, Vol. 6 - Single

  • Yuuki Hori, Radioflyer & Takashi Watanabe
  • テクノ
  • ¥600

 ビートポートはこのレーベルのシリーズです。

www.beatport.com

 

そして7月7日にはFukuokan Minimal House.Vol07がリリース予定です。

コチラで試聴できます。

www.elektraxmusic.com

 

東京だけが日本の音楽シーンではない。

地方のシーンは規模は小さいかもしれないけど、其処に関わる人の熱さや温かさは地方であろうが都市であろうが変わりません。地方だからって事を言い訳なんかにせず、がんばろーぜ!

今夜も地元のDJが世界中から掘って選び抜いた音楽が流れてるハズだ。

さぁクラブへ行こう!

DJが自信を持ってプレイすべき5つの理由

クラブミュージック好きの皆さん!音楽楽しんでますかー?

暖かくなってきてクラブイベントにも遊びに行きやすくなってきました。

クラブイベントに遊びに行くとほとんどの人はDJの方を見ながら踊ったり、身体を揺らしたりして音楽を楽しみます。プレイしている人を見るのは当然の事ですが、プレイしている側には「見られている」という自覚がなければなりません。

たまにDJでその自覚に欠けた振る舞いや表情を表に出す方がいるので残念に思う事があります。

特に残念に思うのは「自信無さそう」にプレイする人!

誰も自信無さそうにプレイするDJやミュージシャンの姿なんて期待していません。

プレイヤーは自信を持ってプレイするべきです。

 

f:id:DJWarp:20170515051236j:plain

 自信を持ってプレイすべき5つの理由

①プレイする姿もプレイの一部である

DJは観客にプレイしている姿も見られます。

うつむいて伏し目がちなDJがアクションも無く淡々と不安そうな表情でミックスをしている姿と、堂々とブースに立って楽しそうに音楽のビートを身体で表現しているDJの姿ではどちらが良いでしょうか?

当然、後者のDJの方が楽しそうですし、上手く見えますよね。

音楽を流すだけだったら曲を垂れ流しにしておけばいいですよね。DJがそこで何かを感じて、曲を選択して、ミックスでフロア(聴者)に音楽を投げかける、というストーリーを作り出せるのがDJの存在意義でもあります。その過程においてDJがいかに音楽に向かい合っているかという部分が現れる「見た目」もプレイの一部として非常に大切です。

自信が無さそうにプレイすると、音楽までも自信が無く聴こえますし、不安そうにプレイしてるDJの音楽にドップリ浸かる気も起こりません。

私は踊りながらプレイするDJが大好きです。堂々とブースに立ってビートを身体で表現しているDJの姿を見ていると音楽にもグルーヴ感が生まれているようで、非常に楽しく踊れます。

プレイしている姿もDJの一部である事を考えて堂々とプレイしましょう!

つい先日神戸でプレイした時も、メッチャ楽しそうにDJしているDJさんがいて、見ているだけで笑顔になるようなプレイで物凄くハッピーな気分になりました。

自分のプレイをどのように見せることができるか?という点もDJのスキルとして非常に重要です。

 

②失敗はチャンスに変えられる。恐れる必要なし

ミックスに失敗して「アチャー、、」って顔して首を傾げながらプレイするDJがいたら、あー、失敗したんだ、って下手に見えますよね。

失敗しても、「テヘッ」と笑った方がまだ良く見えます。

DJにとって一番怖いのは"音を止める"事です。

PCのトラブルなどで稀に音が止まる事が起こりますが、ここで慌てて「ごめーん」なんて言ったら失格です!

すぐに音をだすか、PCトラブルならバックアップのCDやUSBからとりあえず音をだしてガッツポーズをしましょう!

音が止まってお客さんが「ん?っ」てなっても、再び音がでてDJがガッツポーズしてたら「Wooo!!」って声を出してフォローしてくれる事が多いですし、失敗を恥じらわずに踏み台に利用してしまいましょう!

開き直って手を上げてトラブルをフロアの皆と楽しむくらいの余裕を見せる事が大切なのです。

 

③顔を上げてプレイするメリットがある。

DJとはフロアとの呼吸です。今の曲にどのような反応を示しているのか?流れについてきているのか?など、フロアの空気感を感じ取らなければなりません。

終始うつむいてプレイするとその様子が見えないばかりか自信が無いように見えてしまいます。

胸を張って顔を上げてプレイしよう!

顔を上げるとフロアの様子がよく見えるので、踊ってる人の足が動いているのかをチェックしよう!

前にも書いた事がありますが、有名なクラブPAさんに聞いた話によると、女の子の足が動いているかどうかでDJの腕前がわかるそうです。女の子が踊っているか良くフロアを見渡しましょう!

DJが煽る事については曲のジャンルやスタイル、価値観によって全然文化が違うので今日は書きませんが、フロアとの呼吸が出来てるDJの煽りとそうで無いDJの煽りは明らかに違います。フロアの雰囲気をキャッチする為にしっかり顔を上げましょう!

プレイの時間帯やお客さんの入りの都合で、例えフロアに誰も居なくても顔を上げてプレイするようにしよう!「誰も居なくてもフロアに向かってプレイ出来ている自分」に自信を持てるようになります。さもフロアに人がいるかのように振舞ってDJができるようになれば自分のテンションも上がって楽しさが増えますよ!誰もいなくても自分だけはガッツリ楽しめるように手を抜かずにプレイしましょう。

自分を楽しませる事ができないDJが他人を楽しませる事ができるとも思えませんからね。

 

④自信がなくてもカバーできる方法がある。

そもそも自信が無いのは何が原因なのでしょうか?

キャリアが浅くて緊張してるから?時間が無くて選曲が充分でない?技術に自信が無い?内気な性格だから?自分のセンスに自信がない?

様々な理由があるでしょうが、それらの理由のせいで自信が無いのだとすると、逆に自信を持ってプレイする為には【経験が豊かで充分な選曲の時間があって、技術も十分で、外交的な性格で、自分のセンスに自信タップリ】である事が必要なのでしょうか?

答えはノー!関係ありません。

初心者でも堂々とプレイする人は沢山います。

自信がない事と、自信が無いように振る舞う事は切り離して考えなければなりません。

自信が持てない人は、ある部分に気持ちをフォーカスする事で自信がない気持ちを克服する事ができます。

その部分とは、とにかく「好き!」な気持ちです。

昔岡山でDJをしていた頃にこんな経験がありました。

最近DJを始めたという若いテクノDJがプレイを始めました。経験が浅い事もあって技術的にはバタバタしてミスも多くあったのですが、その場にいたお客さんは彼のプレイに物凄く引き込まれる事になりました。

なぜか?

彼のプレイからは彼が曲を愛して陶酔している様子が良くわかりました。プレイしながら身体を大きく音楽に合わせて動かし、目を瞑ったり天を見上げたり、誰よりも音楽の世界に深く入り込んでいたのです。

「好き」という気持ちは何よりも強烈です。

細かな技術やミスを大きくカバーできる程のエネルギーを持っているのです。

例え自信が無い部分を抱えたままDJブースに立ったとしても、「好き」な気持ちを前面に押し出して音楽にドップリと気持ちを寄せて感情をさらけだしましょう!

音楽が「好き」な気持ちはDJにとって最高の武器なのです。

 

⑤自信があるフリが自信を作る

 社会心理者の研究によると、力強いポーズ、例えばガッツポーズを2分間取る事で、脳内のテストステロンが上昇し、コルチゾールが減少する効果が見られるそうです。
自信に溢れる強力なリーダーはテストステロンレベルが高く、コルチゾールレベルが低い傾向にあります。
力強いポーズを取る事で、脳のホルモンバランスが、自信に溢れる人の状態に近づいていくという事です。
例え自信が無くてもポーズを取り続ける事で脳のホルモンバランスが追っかけて、自信がある状態に向かっていくというのは、とても興味深い現象だと思います。だってポーズだけで自信がつくんだったらコレを利用しない手はありませんよね!?
逆に自信のないポーズ(例えば身体を縮こまらせるポーズ)はテストステロンレベルを下げ、コルチゾールレベルを上げてしまい、脳内も自信がない状態になる効果がある事がわかっています。
コレを踏まえると、自信のある振る舞いやポーズを繰り返しながらDJを行う事で、自然と自信が付いてくる可能性があるという事ですね。
実際に私も開き直って堂々とDJをやってる方が上手くやれていたような経験が何度もあります。
自信があるフリは結果的に自信を生みだしてくれる!!

自信満々にプレイをして自信をつけよう!

f:id:DJWarp:20170515051311j:plain

 

と、いうわけでいくつかの理由を挙げてきました。DJの方は過去の経験で思い当たる点もあるのではないでしょうか?

 淡々とプレイするスタイルを否定している訳ではありません。職人らしくて素敵なDJも沢山います。寡黙にプレイしつつも「いいから黙って食え!」って感じで職人魂をみせるDJには心底引きつけられます。しかしそこでもDJの自信のある堂々とした動きや「好き」な気持ちが感じられないと魅力は半減してしまいます。ベテランのDJには寡黙にプレイしつつもそのような自信が垣間見れる事が多くあります。スタイルはどうあれ自信をもってプレイする事はとても重要なことに違いありません。

 

また、プレイ後に自分のプレイ内容を反省するのはいい事だと思いますが、身内以外のお客さん等にその内容や言い訳を大っぴらにしてしまうのはあまりいい気がしません。

自分がお客さんで行ったイベントで楽しんだ後にプレイしたDJさんに、「楽しかったよ〜」と声を掛けたら「いやいや、実はあの時とあの時に失敗して、、」と長時間の反省を聞かされると、フルコースの料理を食べた後にシェフから、今日の料理の失敗を聞かされているようで、それなりに楽しんだつもりが後味の悪いものになってしまいます。

謙遜するにしても自分のプレイを全否定しない方が良いのは間違いありません。もしまた自分のプレイを聴いて欲しいのであればなおさらです。

反省点は仲間内でシェアして次回に活かすとか、心に秘めて次回の挽回にむけコツコツ練習するとかして頑張っていきましょう〜!

それに、プレイ後にガッツリ凹んでるDJより、パーティーをガッツリ楽しんでるDJの方がいいですし、オーガナイザーの立場なら楽しんでいるDJの方がブッキングしたくなりますからね。

 

クラバーの皆さんはDJが音を止めても盛り上げて、プレイ後にDJをテキーラの刑に処してください!

今やDJのプレイは動画で簡単に見られるようになりましたが、現場の空気感や雰囲気を取り入れたDJのプレイや立ち振る舞いは現場でしか感じられない部分も多くあり、クラブの楽しみの一つでもあります。

さぁ!クラブへ行こう!

音楽を続けるコツ

あっというまにもう5月が!

テクノやエレクトロな音楽大好きな皆さん!お元気でしょうか?

なかには入学や入社など、新しい道へと進み始めた方が沢山いると思います。新しい授業や仕事になれるまでしばらく大変でしょうが、残念ながら音楽を辞めてしまう方が多いのもこの時期なのです。

 

音楽を続けるのは大変。

しかも辞めると再び始めるのには3倍くらいエネルギーがいる。

これは紛れも無い事実です。

辞めるも続けるも個人の自由ですので私がとやかく言うことでは無いかもしれませんが、音楽を続けるメリットも沢山ありますので今日は「音楽を続けるコツ」について語ります。

音楽を続けると言っても、職業としての音楽家を目指すというハードルの高い話ではなく、趣味としてのDJや音楽制作、DTM等を続けていくという話。

 

f:id:DJWarp:20170429224540j:plain

みんな辞めて行く

特に社会人になるとどんどん音楽から遠ざかって行く人が増えていきます。

理由は様々。

仕事が忙しくて時間がない。仕事の付き合いが増えて時間がない。ブラックすぎて帰れない。翌朝の仕事に響くから夜ふかしできない。疲れて余裕がない。何かとお金がかかる社会人、音楽へお金をかける余裕が無い。音楽仲間が周りに居なくなった。クラブへも行けなくなった。休日は寝たい。結婚した。子どもができた。情熱が失われた。など、など、それぞれのやむを得ない事情もあります。

特に楽器など、ある程度の練習量が必要なモノは、忙しい毎日に流されてどんどん遠ざかってしまう事も多いでしょう。

私も周りを見渡せば月日が流れるにつれDJや音楽制作を止めてしまうお友達が増えてきました。

一方時間の余裕がなくても合間を縫って音楽活動をずーっと続けている人もいます。

決して続けない事がダメな訳ではありません。より良い趣味や時間の使い方を見つけて幸せであればそれが正解だと思います。

しかし、時間の制約を言い訳に趣味を失ってしまったまま人生を過ごす事になるのであれば、それはもったいない!

音楽に限った事ではありませんが、趣味は人生に花をそえてくれるものです。人生を豊かに、楽しく活きる為にも趣味はあった方がイイのは間違いありません。

音楽が好きな方は、是非ともこのまま好きな音楽を続けて下さい。

これから音楽を始めたい人も今からでも遅くはありません!

 最近では無料の音楽ソフト/アプリやDJソフト/アプリが充実してきています。

あとはやり方覚えてコツコツやるだけ!iPhoneだけで曲を作ってリリースしている方もいますし音楽を始めたり続けるのに特別に大きな投資が必要な訳ではありません。

 

いつかやろうは二度とやらない

余裕ができたらまたやろう!なんて思ってもいつまでたってもそんな余裕は生まれる事はありません。また、余裕ができたとしても別の事に時間が消費されてしまい決して二度とやることはありません。

これまで日記やランニング、ダイエットやギターなどが長続きしなかった経験は誰しもあるはずです。物事を続けるのは意外と大変なんですよね。

昔DJをやっていた方は最近の曲追いかけてないし・・、DTMをやっていた方であれば、DAWのバージョンがもう古いし・・なんて事を理由に再び始める事を諦める人も多いんですよね。

だから!この四月に環境が変わった方は、この後も続けたければ絶対にない辞めない事をオススメします。

誰かもツイッターで呟いてましたが、時間が無くても小さく続ける事が大切です。

  

 習慣化するまで頑張ればなんとかなる

 仕事が忙しくても、辞めずになんとか習慣化さえしてしまえば辞めずに続けて行けます。

最初から大きな事を目標にしなくても、毎日DAWを立ち上げるとか、DJであれば2〜3曲ミックスするとか簡単に出来る事を習慣化するまで続けると、自然に生活の一部に組み込まれていき長く続ける事ができます。

私の知っているテクノアーティストさんは、毎日ループを作ると言う事をコツコツ続けた結果メキメキ腕を上げてビートポートのミニマルチャート上位にチャートインしました。

習慣化すれば後は内容を深めて行くだけなので、習慣化するまで続ける事が大切です。

習慣的に音楽制作やDJを繰り返す事で、音への理解度や楽しさがどんどん深まっていきます。

楽しくなる→もっとやる→上手くなる→楽しくなるという循環になると後はもうウヒョ〜(°▽°)って感じで勝手にどんどん楽しくなっていきます。

しかし!習慣化こそが難しい!

仕事ではありませんので、やらなくても誰も困りませんし、誰からも期待されないかもしれません。飲み会や出張などで毎日やろうとしていた事が途切れたりするとなし崩し的にやらなくなる病が襲いかかるかもしれません。

 

続けるコツは二つ。

1、見えるようにする

何も音楽に限った事ではありませんが、ダイエットや、英語の勉強などでも続けたい、習慣化したい事があればしっかりと行動を起こした自分を褒めてあげる事が大切です。

幼稚園とかでよくある「ご褒美シール」ってあるでしょ?

あれ、バカにしてたらとんでもないんです。

私はDAWを立ち上げた日にカレンダーにシールを貼る事にしました。とりあえずDAWを立ち上げれば音を出したり、何となく曲のベースが出来たりして、中には「コレは行ける!」というモノができる日もあります。

一週間程続くとカレンダーにシールが埋まるのが、楽しくなってきました。更に一週間も続くと、シールを貼りたい一心で続けている自分がいました。たかがシールですが、自分が頑張った証が目に見えるわけですから、自分を褒めてる満足感がとてもあるんです。

ある日寝落ちして忘れてしまいシールを貼れなかった日がありました。カレンダーに穴を開けてしまった、、という悲しい気持ちになってしまいました。

あまり厳格なルールにしてしまうと諦めてしまうので、私は少し緩めに

・やらなくても翌日分にプラスして別のプロジェクトをやれば2日分シールを貼る

・週に1日はやらない日があってもいい

という自分ルールを決めて続けています。

ご褒美シールのおかげで、すっかり習慣化したので辞める気も起きませんし、続けている事で前に進んでいる感覚を得る事が出来ます。

好きな事をここまでしてやる必要はないと思うかもしれませんが、時間や環境のせいで続ける自信がない人は参考にしていただけると思います。

 

2、発表しよう

作った曲やMIXを発表しよう。

SoundCloud、MixCloudやYouTubeなど発表できる場所は沢山あります。

せっかく作ったからには発表しよう!

もしかすると誰かが「イイネ」をつけてくれるかもしれません。それ励みになり次の制作モチベーションへと繋がります。

どこかのレーベルのA&RがSoundCloudにアップした曲を聴いてリリースのお誘いをする事もありますし、良いDJ MIXであれば、Podcastのお誘いが来る事もあります。

最初から「物凄く素晴らしい!!!」と思われる作品が作れるのは一部の天才だけです。もし自分が天才でないと思うのであれば、作った作品をコツコツ発表して努力してスキルをアップしていきましょう。

「いつか良い曲ができたら・・」なんて言ってる人は絶対に「その時」は来ません。

発表を繰り返す事で、腕も上がり音楽を続けて行くモチベーションが維持されます。

そして、もし批判的な批評を受けてもそれを糧に上を目指して頑張っていきましょう!

その昔ニコ動に初めて作った曲をアップしたDTMerがボロクソに批評されて、数年後に誰もが実力を認めるプロデューサーになった・・という実話もありましたし、続けて行く事が大切です。

SNSにアップする事で新たな人脈ができたり、ライブやDJのお誘いが来る事もあります。音楽を通じて世界中の人と分かり合えるのも魅力のひとつです。

 

f:id:DJWarp:20170429225159p:plain

趣味を大切にすると仕事も頑張れる

趣味があると仕事にもハリがでます。

休日を一日寝て過ごしてしまった?・・なんてもったいない!

趣味があると休日には自分の趣味にドップリ浸かってリフレッシュする事が出来ます。好きな事はいくらやっても疲れないから不思議ですよね。

欲しい機材の為に頑張って働く!とか早く帰りたいから時間内にキッチリ終わらせる!とかモチベーションの一つにも成り得ます。

 私は音楽の時間を捻出する為に仕事を効率化して少しでも早く仕事を終われるように努力をする事をしてきました。長い目で見れば仕事をキッチリとこなしていく事が、自身で仕事をコントロールできる事に繋がります。

仕事を効率化する為の手法などが趣味の世界でも活かされる事があるので仕事の為の勉強も惜しみなくやると結果的に自分に戻ってくるよ!

仕事をコントロールできれば時間もコントロールできるし、給与も上がる(ハズ)!

 

特に新入社員のみなさん!

社会人になっても趣味は失わない方がイイぜ!!

それに、会社以外の人との繋がりは絶対に持っていた方がイイです。

会社の組織は小さな国のようなもの。いつの間にか自分の国の常識が他の国の常識と違ってくる事もよくあります。客観的に自分を見つめられる社外の人との繋がりは大切にしましょう。また損得関係なく付き合える友人は本当に大切ですからね!

かといって、仕事の手を抜いてはいけません。足元をキッチリ固めて音楽をしている方の方が長く続けて行く事が出来ます。

 

好きな気持ちを大切に

結局、なんだかんだ言っても「好き」という気持ちがあれば続けてく事が出来ます。

しかし、慣れない生活や多忙な仕事に埋もれて「好き」な気持ちが薄れて行くことも。

「好き」という気持ちを忘れない為にも好きな音楽や趣味の世界に常に触れ合う機会を保ち続けましょう。

 

「いやいや、続ける努力をするなんて事がおかしいよ、そんなの無理やりやってるみたいで趣味でも何でもないじゃん!」と思う方もいるかも知れません。

しかし世の中には才能に溢れながら些細な理由で音楽から離れて行く人が多く存在するんです。もったいないじゃん。

曲が1曲250円で買える時代、いや、もはや買いもせずにYouTubeで見て聴いて充分・・って人が増えてきた時代に、音楽の価値を知っている仲間を減らしたくは無いじゃないの。

 

ってわけで、忙しくてもたまにはクラブに行って爆音で音楽を楽しんで明日からまた頑張るぞ!ワッショイ!

さぁ!クラブへ行こう!