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DJWarpの音楽の旅

テクノやDTM,DJ,Apple Musicなど音楽のアウトプット

諦めないトラック制作のススメ

制作 DJ 時間術 音楽

テクノを好きな人や、DJをやってる人で、自分もテクノを作ってみたい!と思った事がある人は沢山いる事でしょう。

バンド音楽であればメンバーを集めたり、皆のスケジュールを揃えたり、と複数の人の調整が必要な事が多いのに対し、テクノはコンピューターを使って一人でも簡単に始められます。
それに今の時代はスマホのアプリでも簡単に打ち込みでテクノを作れるようにもなりました。
 
よし!俺も!
 
とアプリやパソコンのソフトをインストール!
しかし、使い方がよくわからずそのまま放置…という方があまりにも多いのも事実です。
 
もっと簡単に出来ると思ったのに…
操作法がわかりづらいし、英語表記が多く訳がわからない…
DAWソフト買ったのになんだかよくわからない!…
 

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これが第一の挫折の山。
使い方がよくわからないまま終わるのはもったいないですし、何よりもせっかくクリエイティブな目標を立てたのに諦める事がもったいなさすぎる!
 
そこで今日は諦めない方法をお教えします。
ココではPC一台でテクノを作る事を目標とした前提で話を進めていきます。
 

チャンキング

トラック制作をしようと決めた時の目標「カッコイイトラックを作りたいなぁ」という漠然としたゴールが遠すぎて、目の前の使い方がわからない音楽制作ソフトと、ゴールであるトラックの完成が繋がっている事がイメージできません。
 
大きな目標に立ち向かう為に「チャンキング」のテクニックを使って目標を現実化していきましょう。
 
チャンキングとは(Wikipedia より)
チャンキング(英: chunking)ないしチャンク化(チャンクか)は、あるものをより小さな断片に分割したり(チャンキング・ダウン)、逆により大きな断片にまとめたり(チャンキング・アップ)すること。「チャンク」(英: chunk)は「塊」の意。
引用ここまで。
 
漠然とした大きな目標をいくつもの小さな目標の塊にチャンクダウンする事で、より目標が具体的な物になります。
 
マラソンでもいきなり42.195キロ先のゴールを目標に走るのではなく、まずは次の交差点まで、1キロ先まで、5キロ先、10キロ先、と目標地点を細かく分けて走る方が諦めずに走れます。(こんなに走った事はないけどね!)
 
カッコイイトラックを作る!という目標も一緒!
トラックを作るまでの道なりを細かく分けてチャンクダウンしてみましょう。
 
1、音楽制作ソフトの使い方を覚える
2、リズムだけの2分の曲を作る
3、好きな曲のコピーをする
4、4分程度のオリジナルの曲を作る
5、サウンドクラウドにアップする
 
というように分けて目標を作り、目標までの距離感をハッキリとさせれば、諦めずに進む事のハードルが下がりますね。
 
更にもっと細かく分ける事で、何をすべきかがもっとハッキリわかるようになります。
 
例えば、1の音楽制作ソフトの使い方を覚える
は以下のように細かく分ける事ができます
 
1-1インストールして音が出るようにする
1-2ドラムの音の鳴らし方を覚える
1-3楽器の鳴らし方を覚える
1-4打ち込み方法を覚える
1-5ループして鳴らす方法を覚える
 
細かく分ける事で、漠然とした課題や問題を具体的に捉える事ができます。
しかし!何をすべきか分かっているプロジェクトの場合はこのような更に細かいチャンクダウンは有効ですが、そもそもDAWって何?
何をするべきかもわからない?
って場合はどうすればいいのでしょう?
 
うん!そんなときは一旦チャンキングダウンから離れて、むしろおおざっぱに塊として感覚で向かい合ってみましょう。
 
感覚でラクして取り組むには!?
見て、聞いて覚えよう!
 
幸い、音楽の作り方はyoutubeにものすごく、物凄く沢山アップされています。
特に初心者向けのチュートリアルは充実していますので、
"Ableton live 使い方"とか"Cubass 使い方"とかで検索をかけると沢山出てきます。
英語で"How to make techno"と検索すると沢山のチュートリアルが出てきます。
自分の制作ソフトの名前をつけて
"How to make techno on Ableton Live"のように検索すると沢山の動画が出てくるので新たな発見を目と耳で感じる事ができます。
 
人が作っている様子を見るのは「え?!そんな機能あったの!?」って発見があったりしてとても楽しいんです。
こんな動画とか。
 
それに、何よりも、わからない時に一番良いのは誰かに聞く事です。
特に序盤に挫折すると再チャレンジするのが難しくなりますので、始めたら直ぐに誰かに教えてもらうのが一番です!
私もDAWをFLからAbletonに乗り換えた時に使い方が違いすぎて挫折しそうになり、Abletonを使っていた方に教わりに行きました。
教わることで、せっかく教えてもらったし、、と諦めずに続けるモチベーションの下支えにもなります。
 
まずは小さなドラムループを作れるようになる事を目標にする事を強くオススメします!
テクノの基本はリズム!リズムがしっかりできるようになれば上物の音は後からでも何とでもなります!(ココ大事なところ)リズムが大事!
 
カッコいいドラムのループが作れるようになって操作がわかるようになったら、上モノの音を足していきます。
 
そして、音の足し方がわかったら、次は好きな曲のコピーを作る事をオススメします!
以前のコチラ↓でオススメしたようにコピーする事で確実にスキルアップします。
 
 
ここまでくれば一つの大きな山を越えます!
クラバーであればクラブで聴くテクノの音のスキマがわかるようになって3倍くらい楽しくなります!
DJであれば、一つの一つの音が明確にわかるようになり新しいミックスのアイデアや、音の鳴り方、エフェクトのかけ方などのスキルがアップして5倍くらい楽しくなるでしょう!
 
さぁ、ココからオリジナルを作ろう!
 
と意気込んでみるもトラックが出来上がらないまま…なんて第2の挫折の山が立ちはだかります。
 
諦めそうになったら、、
今度はチャンキング・アップです!
チャンキング・ダウンを繰り返し、小さなハードルを沢山設定しすぎると、何のためにやってるのかを見失なう事があります。その時はチャンクした目標の大元を見つめ直します。
 
目標を抽象化してもう一度大きな目標を思い出しましょう!
何のために始めたんだっけ?
何のためにチュートリアルで勉強したのか?
なぜDAWソフトを買ったのか?
思い出そう!
 
何を実現できたら、これまでの努力が報われるのか?
 
そう!カッコいいトラックを作るのが目標だったんだ!
 
思い出せ!
 
ハートに火をつけろ!!
 
ってな感じでヤル気スイッチを押しましょう。
うぉぉ!!!
 
このように、目標を小さく分けたり、大きく塊にしたりしながら進めていけば諦めずにゴールに進み続ける事が出来るのです!
 
ヤル気が戻ったら、この第2の挫折の山を越える方法を考えましょう。
この第2の挫折の山の最大の問題点は”曲の完成”を目標にしている事で起こります。
 
曲が出来上がる事を目標にして作り始める
完成のイメージが無く迷走したまま音だけ増える。
曲が完成しないと自信が無くなる
ヤル気が起こらなくなる
挫折。 
 
良くあるパターンです。(多数経験あり!)
 

諦めずに、トラックを作る最大のコツは「諦める事」

 
ぎゃーー!うそつきー!
解説します!
テクノはダンスミュージックです。
身体が思わず動き出すようなトラックは、頭で考えながら作るよりも、手を動かして踊りながら作った方が上手くいくに決まっています。
作っている途中で「あれ?行き詰ったかな?」「なんだか踊れないな・・」と思ったら、まずはもがきましょう。リズム隊を中心に見直します。
私は2時間以上もがいてダメだったら「諦める」事をオススメします!
 
私はプレイ中に踊らないDJがあまり好きではありません。自分が踊れないような曲かけて、人を踊らせようとしてるのかよ!って思っちゃいます。
テクノ作る時も同じ。
自分が踊れないようなテクノで人を踊らせるな!そんな中途半端はイチからやり直せ!って事です。
 
せっかくここまで来たのに・・、こんなに時間を費やしたのに・・
という気持ちになるのは分かっていますが、諦める事が大切なのは過去の記事にも書いたとおりです。
「諦めライン」を設定しておく。 
 
以下のように、事前に「諦めライン」を設定しておくと潔く諦められます。
・12時間費やしてダメだったら諦める。
・2時間もがいてダメだったら諦める
など、時間設定をしておく事も手です。
 
また「時間」がかかる事が悪い事ばかりではありません。多くのアーティストが「時間をかける」事で良いトラックを作っているのも事実です。自分の性格や方向性によって
・メインフレーズを一晩寝かして聴いた第一印象が悪ければ諦める
・未完成でも、とりあえず外出して車や電車で聞いてみて、踊りたくなければ諦める
 
など、「諦めライン」を自分に合わせたポイントに設定しておくと潔く諦めて次のステップに進むことができるのです。
 
だって、いつまでも出来上がらないトラックに苦労や時間を費やすより、新しいトラックに創作意欲を使った方が、もしかしたら”テクノの神様”が舞い降りてきて神曲ができる可能性があるじゃない!
自分の可能性を信じて新しい方向に目を向けて進みましょう!
 
こうして、沢山諦める事で、新たなスタートが切れます。
1回しかスタートを切った事が無い人よりも、10回スタートを切った事がある人の方が瞬発力が高く、腕もグングン上がっていくのを何度も見てきました。
 
という訳で、できるだけ沢山のトラックを手掛けていくと段々と基準がハッキリとしてきて、諦めずにトラックを制作する事が出来るのです。
 
まとめると!
①チャンキングで目標をサイズダウン!
②「諦めライン」を前もって設定して数をこなす!
これがポイントです。
継続は力なり!
 
諦めずに最後までお読みいただきありがとうございます!
おやすミニマル!