DJWarpの音楽の旅

テクノ中心にDJ,DTM,プラグインなど音楽のアウトプット

テクノの聴き方を掘り下げる①

テクノ大好き~!

テクノといっても種類が沢山ありますが、ここでは4つ打ちのクラブミュージックのテクノの話をしたいと思います。

テクノはひたすらドンチードンチーの繰り返し。

この繰り返しが高揚感であったり浮遊感を与えてくれます。

テクノは踊るにも良し!ドライブで聴くも良し!仕事や作業しながら聴くにも良し!

うん!テクノ最高!

 

普通に聴いていても楽しいテクノですが、切り口を変えて聴くと違った楽しさも見えてきますので、いくつか紹介していきます。

ポケモンgoで忙しいので今日は①だけ!

 

①ウラで踊る!

テクノを聴いて踊る時に殆どの人はバスドラムの「ドンッ」って音に合わせて踊っていると思います。「ドンッ・ドンッ・ドンッ・ドンッ」って音に合わせて身体や首を動かして踊ったりノったりしますよね。

以前クラブでフロアの後ろの方から踊っている人をぼーっと眺めていたら、ある外国人だけ皆と違う感じで踊っている事に気が付きました。

よく観察するとその人は「ドンッ」のバスドラムではなく、「ドンッ」と「ドンッ」の間になっているハイハットの「チー」という音に合わせて踊っている事に気が付きました。

いわゆるウラ拍ですね。

「ドンチードンチー」の「チー」の部分に合わせて踊っていたのです。

僕もやってみました!「チー」に合わせて踊ってみると・・「何だコレ!!全然違う!!」

驚きました!!!

同じ四つ打ちの曲なのに、ウラで踊るとハイハットに合わせて踊る事になるので、特にハイハットが跳ねてる(スイングがかかっている)曲は感じるグルーヴ感が体感で2倍ほど違います!(当社比)

ディープハウスやテックハウスなどでは極端にハネてるハイハットが入ってたりするので面白さが倍増します。

ハイハットの細かな強弱の差や音のスキマの差に気がつくと更に楽しさ倍増!

 

ウラ拍で踊ると曲のグルーヴを全開に感じる事が出来るので、クラブで是非試してください!「ドンチー・ドンチー」の「チー」の部分に合わせてリズムを取るだけ。身体が慣れるまではぎこちないですが、慣れると調楽しい!

ヘタなDJがプレイしていてもアラ不思議!ウラで踊ると曲の良さが2倍に引き出されて楽しくなります!

フロアでぼーっとスマホ眺めてるつまらなさそうな人に教えてあげてください。

ウラで踊ると些細なハイハットの変化やタメがダイレクトに感じられてジワジワと身体の内側から気持ち良くなるようなグルーヴを感じる事ができます。

 

更にウラのハイハットの音が16分で2回の場合、つまり「ドンチチ・ドンチチ」と聴こえる「チチ」の部分です。この「チチ」と2回なっているハイハットが入っているテクノがあったら「チチ」の音の「チとチ」の間のスキマに注目して下さい!

音の間のスキマなので時間で言うと本当に0.0何秒の細かな差なのですが、とても大切なんです!

2回目の「チ」の音を少し遅らせる事でとてもグルーヴィーになるのでこのスキマに注目して踊るとさらに楽しく踊れます!

「チチ」は素晴らしいぞ!

 

さらに腕の立つウラ拍の気持ち良さを熟知している素敵なDJであれば、飽きないよう裏の音をEQやフィルターで細かく変化をさせてくれたりします。ウラで踊るとこの小さな変化が大きな変化に感じられてとても気持ちがイイんです!

 

ウラ拍で踊る事ができれば音楽も楽しくなって、沢山踊ってカロリーも消費して良い事ずくめ!

さぁ!クラブへ行こう!